2018-01-21

美の表現

ブライダルプロデュース
ボーベルの川島です。

連日程よく寒く
お天気も良いと
どこかお出かけしたくなる。

そんな気持ちを抑えつつ
今週末の結婚式の準備♪

“和”のコーディネートにこだわられ
着物好きの私には
たまらなく楽しみな式でもある。

会場のコーディネート打ち合わせ時、
頭によぎったものをご提案。

“鞠を飾りませんか?”
私が持ってる鞠を
メーンテーブルにどうですか?

鞠といっても、単なる鞠ではない。

“柳川鞠”



手刺繍で
バラや菊、椿など
種類は沢山ございます。

この柳川鞠は福岡県指定特産民芸品でもあり
柳川市で造られている伝統的な物。


材料ですが、
丸くした木綿の上に
綿をかぶせ
仕付け糸で丸~く整える
↓こんな感じ↓

そしてリリアンという糸で
刺繍をしていく。

とても根気のいる作業

けど、色鮮やかな糸で刺繍された鞠は
それはそれは華やか!!

アップで見てみると・・・
↓菊です↓

ま、柳川といえば
ひな祭りのさげもんが有名。
そこでもお目にかかるのが
この→柳川鞠

昔は女の子の初節句に
お祖母ちゃんやお嫁さんが
せっせと手作りしてました。

それぞれの家庭で雰囲気も変わり
とても華やか。

こんな感じで下げたり

またはこんな感じで置いてみたり

私が小さい頃、
初節句の家があると
知り合い関係なくその家にお邪魔して
飾雛やさげもんをみさせてもらい
帰りにはお菓子をもらってた。

※目印として市から旗が届き
家の前にたててあった。

その後、さげもん目当ての観光客が増え
持って帰られたり
切られたりすることが多くなり
今では開放してるところはないかも。。。

ちと残念ですが。。。

“家庭が丸くおさまる”
その願いが込められた柳川鞠

新郎新婦様にもおすそ分け~


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